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四十肩・五十肩が良くならない原因、自分でよくする方法を徹底解説|整体院 祐

 急に肩が痛くなり、腕が挙げられなくなり、日常生活に支障をきたすようになってしまって整形外科に行くと四十肩・五十肩といわれ、肩を温めたり、電気を流したり、リハビリでストレッチをしたり、痛みがひどい時は肩に注射を打ったりしていませんか?それで肩の痛みは良くなりましたか?

 僕は整形外科で働いていた経験を持っていますが、上記のような対処をされてもなかなか肩の痛みが引かず長引き、肩関節が固まってしまった方をたくさんみてきました。
 四十肩や五十肩が人によっては1年〜2年よくなるのにかかるといわれたりもします。ただ1〜2年で痛みが引いてきてもその間肩が痛くて動かせないのであれば肩関節は固まってしまい、結果痛くなくても可動域が狭く日常生活に支障をきたしてしまうことが多々あります。

 整体を始めてから四十肩・五十肩は一般的に考えられている肩の痛みの原因とは違うところに根本原因があることがわかりました。

 本記事では一般的に考えられている四十肩・五十肩の原因。
 良くならない四十肩・五十肩の原因。

どうすれば四十肩・五十肩が良くなるのか?解説していきます。

 四十肩・五十肩に悩まされている方はぜひ役立てていただければと思います。

 とにかくこりを取りたい、四十肩・五十肩の専門家に治してもらいたい…という方はお任せください。
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一般的に考えられている四十肩・五十肩の原因 


 四十肩・五十肩は別名肩関節周囲炎といわれています。

症状

肩関節周囲炎は肩から腕にかけての痛みや、腕が挙がらないといった症状が現れます。
程度によって症状の強さは様々ですが、夜寝られないほどの痛みを訴える方もいます。また、発症からある程度期間が経つと関節が固まってきてしまう「拘縮」と呼ばれる状態になることもあります。

肩関節周囲炎の多くは炎症期→拘縮期(凍結期)→回復期という3つの経過を辿ると言われています。

炎症期の特徴は比較的強い痛みです。腕を挙げたり後ろに回したりなどの動きで痛みを感じるほか、夜寝られないほどの痛みや、じっとしていても痛いなどの症状を訴えることもあります。
短い人で数日から数週間、長ければ数カ月にわたって強い痛みが続くこともあり、特に就寝時の痛みが強い場合、満足に睡眠をとることができず、憔悴してしまうこともあります。

 拘縮期(凍結期)と呼ばれる時期に入ると、炎症期にあった痛みが少し落ち着いてきますが、炎症期の痛みによって動かせなかったため、肩関節の組織(主に関節包と呼ばれる肩関節を包んでいる袋)が硬くなり、動きが悪くなっていきます。腕が肩の高さまでも挙がらなくなってしまうことも多くあります。この時期は痛みが徐々に落ち着いてくる反面、頭を洗ったり服を着たり、洗濯物を干すことが難しくなったり生活に大きな支障が出ることが特徴です。

関節の動きが悪くなることを「拘縮」と呼びますが、凍りついてしまったように動かなくなることもあることから「凍結期」などと呼ばれることもあります。また、拘縮によって満足に動かすことができなくなった状態は「拘縮肩」や「凍結肩」などと呼ばれます。
炎症期が短く、軽度で終わった場合は大きな拘縮が起こることなく改善することもありますが、炎症期が重く長かった人ほど、大きく動かせない期間も長いため拘縮も重度になりやすいと考えられます。痛みは少なくとも動きが中々改善してこない時期で、個人差も大きいですが、こちらも数週間~数カ月ほど続くと言われています。

回復期に入ると、拘縮が目に見えて改善し始めます。

これまでの痛みや動きの悪さが嘘のように短期間で改善してしまう患者さんもいらっしゃいますが、多くは数カ月程度でほとんど生活に支障がない程度まで改善していきます。

肩関節周囲炎の多くは、特別な治療を行わなくても改善する予後の大変良い病気ですが、発症から完治に至るまで、長い場合1年以上の期間がかかることもある厄介な病気とも言えます。また、力を入れても自分の力で腕を挙げられない場合などは、腱板という組織が断裂している可能性もありますので、注意が必要です。

原因・病態

中年以降、特に50歳代に多くみられ、その病態は多彩です。

関節を構成する骨、軟骨、靱帯や腱などが老化して肩関節の周囲に組織に炎症が起きることが主な原因と考えられています。肩関節の動きをよくする袋(肩峰下滑液包)や関節を包む袋(関節包)が癒着するとさらに動きが悪くなります(拘縮または凍結肩)。
肩関節周囲炎の原因は、未だはっきりわかっていません。
重い物を持ったり、腕を捻ってしまったなどの出来事をきっかけに発症することが多いですが、特にきっかけなどが思い当たらないという患者さんも多くいらっしゃいます。

肩関節周囲炎は前述の「炎症期」「拘縮期」「回復期」の、どの時期に当たるかで治療方針が異なります。

炎症期では、注射や投薬によって炎症を抑えることが最優先となります。炎症を抑える薬(ロキソニン®など)を内服したり、ステロイドなどの炎症を強く抑える薬を注射したりして症状の経過をみます。
この時期に、痛みを我慢しながら無理に動かしてしまうと中々炎症が治まらず、かえって長引かせてしまうことがあることから、積極的に動かすようなリハビリを行うことは避けることが推奨されます。この時期のリハビリでは筋肉の緊張をほぐしたり、電気を当てるなどして、痛みを抑えることを優先に進めます。

拘縮期に入り、痛みがある程度落ち着いてきたら、積極的に動かすようなリハビリを開始します。筋肉の緊張をほぐしたり、筋肉を鍛えたりすることで症状や可動域の改善を図ります。また、リハビリが最大限に効果を発揮するためには、病院で理学療法士と行うリハビリだけでなく、自宅でも体操等を行う必要があります。
痛み止めの内服や注射は、痛みの程度に応じて終了することも多いですが、状況に応じてヒアルロン酸などの動きを改善させるような注射を行うことがあります。

回復期では拘縮期と同様、リハビリを中心に積極的に動かしていくことで拘縮の改善を目指します。日常生活でもできるだけしっかり使ってあげることで、回復を加速させることができます。回復期に至っても、拘縮の改善が思わしくない場合などには、手術が検討されることがあります。

拘縮があまりに長引く場合や改善が思わしくない場合には手術を行います。
手術は大きく二つに分けられます。

徒手的肩関節授動術(非観血的肩関節授動術)

手術とは言ってもメスなどを使って身体を切ることのない手術で、手術室に移動することなく診察室で行うことが可能です。

拘縮が進んだ肩関節周囲炎では、関節包と呼ばれる関節に袋が周りと癒着を起こしたりなどして、動きが制限されています。そこで、麻酔薬を肩に向かう神経の周りに注入して局所麻酔をかけ、痛みを感じなくなったところで医師が肩関節を大きく何度も動かします。それにより、肩関節包の癒着が剥がれ、徐々に関節が柔らかく動くようになっていきます。ある程度動きを取り戻したところで痛み止めを関節内に注射して終了です。

日帰りで行うことが可能で、メスなどを使用せず局所麻酔で行うことから、比較的手軽でリスクもほとんどなく、痛みや拘縮に対して大きな効果が見込める手術です。

骨粗しょう症などで、骨が脆くなっている場合などは、術中の骨折リスクがあることから手術を行わないか、下記の鏡視下関節授動術を選択することがあります。

鏡視下肩関節授動術

皮膚に複数個所、数㎜~1cm程度の切開を行い関節鏡と呼ばれる小さなカメラや手術器具を挿入して行う手術です。拘縮し、硬くなった関節を包む袋である関節包の一部分を切り取り関節の動きを改善します。術後は関節が硬くならないようにリハビリを行います。

10日程度の入院で、実際の手術時間は1~2時間程度、全身麻酔で手術を行います。
上記の徒手的肩関節授動術に比べて、骨粗しょう症を患っていたりする場合でも手術を行うことが可能です。

 

四十肩・五十肩が良くならない原因

 四十肩・五十肩の原因は先に述べたように未だはっきりとわかっておらず、特にきっかけなどが思い当たらないという患者さんが多いというのが実情で、実際当院に来られる患者さんもそのようにきっかけがわからず急に痛くなったという方がほとんどです。
 当院では肩の痛みは大きく筋膜由来か、神経由来のどちらかであることが多いと考えています。

〜筋膜由来の肩の痛み〜
 筋膜というのは筋肉を取り巻いている膜ですが、この膜は1つの筋肉を取り巻いているわけではなく隣接する筋肉にもつながっています。さらにこの筋膜は関節を取り巻く膜(関節包)にもつながっています。つまり、肩の関節包は肩、上腕、前腕、手の筋肉の筋膜とつながっているため肩以外の上腕や前腕、手の筋肉が硬くなるだけで腕を動かした時に肩に痛みが出現します。ですので指や手をよく使う人はこれらの筋肉が硬くなって肩を痛める方が多いです。

〜神経由来の肩の痛み〜
肩や腕に伸びる神経は頸椎から首の筋肉の間を通って、鎖骨と肋骨の間、胸の筋肉の間を通過した後腕の筋肉の間を縫うように手まで伸びていきます。この首から肩に向かう途中で神経が圧迫されると肩に痛みが生じます。首から肩に伸びる神経を圧迫しやすい筋肉としては斜角筋という首の筋肉や、小胸筋という胸の筋肉になります。さらに筋肉だけでなく鎖骨と肋骨の間が狭くなることで神経が圧迫されることも非常に多いです。肋骨は心臓や肺、横隔膜、肝臓や胃などの臓器を覆っています。ストレスや生活習慣悪くなることで自律神経が乱れこれらの組織が緊張します。結果肋骨が広がり上に跳ね上がります。結果肋骨と鎖骨の間が狭くなりここで神経が圧迫され肩に痛みが生じます。

四十肩・五十肩を自分で良くする方法

 四十肩・五十肩はいかに首や胸、肩、腕の筋肉の緊張をとっていくかが重要です。

 ①肩に負担のかからない寝方をする
 肩の痛みがある方を下向きにした横向きで寝ると肩関節に圧がかかり血流が悪くなり痛みが増強しやすいです。寝る際は肩の痛みがある方を上向きにした横向きで寝るのがおすすめです。もしくは肩の下と脇の間にタオルやクッションを挟んで仰向けで寝るのも良いです。

 ②重たいものを持たない
 手で重たい物を持つと手や腕の筋肉を使います。手や腕の筋肉を酷使すると筋膜を介して肩の関節に負担がかかってしまいます。肩の痛みがある時はリュックなど肩がけのものを使うと良いです。

 ③肩に力が入らないように腕を動かす
 肩に痛みがある時は痛みのせいで肩を動かせません。しかし、肩が動かせない期間が長いほど肩の可動域が狭くなってしまうので肩の痛みが軽減した後に肩の動きが悪く日常生活に支障をきたしてしまいます。肩に力が入ると痛みが生じやすいため仰向けで痛みがない方の手で痛みがある方の手首を持ち肩をゆっくり上げたり、立位で壁にの前に立ち壁に手を置きゆっくり体を前に倒すなどすると肩の痛み少なく肩を動かすことができます。無理なく肩を動かしましょう。

 ④普段の姿勢を気を付ける
椅子に背中を丸めた姿勢で長く座っていたり、スマートフォンを長くみていたり、反対にずっと背筋を伸ばした姿勢でいると背骨や肋骨の柔軟性が低下し固くなってしまいます。背骨や肋骨が固くなると肩甲骨の動きが悪くなってしまいます。肩甲骨の動きが悪くなると腕を動かしにくくなってしまいます。ですので長時間背中を丸める、伸ばす姿勢をとらず20〜30分に1回は背中を丸める↔︎伸ばす動きを数回行うことをおすすめします。

 ⑤ストレッチ・マッサージを行う
 四十肩・五十肩の原因になりやすい組織のマッサージを行うことで肩の痛みを自分で良くすることができます。ぜひ試してみてください!

①前鋸筋マッサージ
https://youtu.be/ejHkaycuvVM?si=Xmjksf_dSutm2BBK

②上腕二頭筋
https://youtu.be/-EPIEgQjdMk

③斜角筋マッサージ
https://youtu.be/GlGGj9rfHEM

④前腕筋肉マッサージ(4:54〜)
https://youtu.be/PlZYcupnTsQ?si=77EeS7Nf_1kMwD3X

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